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2011年7月21日 (木曜日)

疑問

下記の記事が出ている。

 「脅しではなく海外シフト考える」 同友会代表幹事、電力不足に激怒
 産経ニュース: 2011.7.20
 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110720/biz11072017060021-n1.htm

ちょっとどうかと思う。国民無視だ。

下記のいずれか又は全部に該当するのではないかと思う。

1) 人件費のカット以外のコスト削減方法を考えることのできない経営者であることを自認している。

2) 電力の使用効率を高め無駄に熱等になって放出されるロスを削減するだけの技術力をもたない企業であることを自認している。

3) 経営者の私的利益だけを考え,国民の雇用などの公的利益を無視する経営者であることを自認している。

4) 原子力発電の危険や劣悪な火力発電による公害発生のリスクを海外移転し,海外の国民を苦しめることに積極的な経営者であることを自認している(安全確保や公害防止に真剣に取り組めば,電力コストは日本と同等かそれ以上になる可能性が高いが,現実にはそうではない。)。

5) 様々な困難を乗り越え,民間レベルで日本国の復興に寄与したいと考える意欲が全くない経営者であることを自認している。

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(余談)

それが意図どおりに完全に成功しているかどうかは別として,個人的には,パナソニックの血の出るような努力の積み重ねに敬意を表したいと思っている。

目標を明確に定め,努力と工夫を積み重ねることが大事だ。

いつか光明が見えてくる。

そして,世界でもトップクラスの強い企業になっていることだろう。

困難から逃げることは簡単だし,困難に立ち向かうことは苦しい。しかし,逃げてばかりでは決して強い企業になることはできない。

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