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2011年7月27日 (水曜日)

東電OL殺人事件

下記の記事が出ている。これまで出た関連記事の中では一番まとまっているのではないかと思う。

 東電OL殺人事件 15年目の新展開 特捜部に続き警視庁も… 「信じられない捜査ミス」と証拠隠滅
 週間朝日ネット版: 2011年6月5日
 http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20110727-02/1.htm

週刊誌記事であるし,証拠を実際に検討してみたわけでもないので何とも言えないのだが,もしこの記事のとおりであるとすれば,そして,もし私が担当の裁判長であるとすれば,もちろん「有罪の確信」に至ることなどできない。つまり,無罪だ。

おそらく,無罪とした第一審を覆した控訴審の判決は誤っている。

それ以上に,真相解明をする気がなく,「起訴されれば何が何でも有罪」の方針を通し続けてきた最高裁には数々の冤罪を成立させてきたことについて重大な責任があると考えている。とりわけ,終戦後~平成初期のあたりまでがひどすぎる(←その後は完全にまともになったという趣旨ではない。)。このことの背景には,最高裁判事が高齢過ぎるということがあるは否定しようがない。せいぜい60歳くらいで最高裁判事の定年とすべきだろう。法改正が難しいのであれば,現在の最高裁判事で60歳超の者が一斉辞任すれば良い。

さて,自分の研究の中で,裁判官当時とは異なる目で最高裁の刑事判決の中のいくつかを分析し続けている。無効と断定せざるを得ない支離滅裂な最高裁刑事判決が現実に存在する。目下,この関係の論文の執筆の準備をしているところだ。

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