伊丹空港跡地に副首都移転計画
下記の記事が出ている。
「副首都は関西圏」が大勢、与野党各党で声強まる
産経ニュース: 2011.7.17
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110717/plc11071720150013-n1.htm
狂気の沙汰としか言いようがないが,既にゼネコンやら何やらで完全に談合ができあがってしまっていて,今更後戻りできないのだろう。
私見によれば,関西地域大震災が発生した場合,関西空港や神戸空港などの埋め立てにより構築された空港は半永久的に使用不可能になると思われる。また,港湾施設も徹底的に破壊されることだろう。
そのような場合に,緊急空輸による救援ベースとして,伊丹空港は完全に使用可能なかたちで維持しなければならない。
しかし,人々はそう考えない。
防災意識がゼロなのだ。
かくして,人災として,またまた何万人もの人々の命が失われることになる。
だから,彼らは,すべて未必の故意による大量殺人行為を遂行しつつあるものと推定することができる。
副首都をつくるのは良いが,近畿地方には絶対につくってはならない。
どうしてもつくりたいのなら,札幌のほうがちょっとだけベターではないかと思う。札幌の近辺には高速増殖炉がないので,強烈なナトリウム燃焼や核爆発による広域全滅だけは免れることができる。
[このブログ内の関連記事]
副首都の建設構想
http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-5f99.html
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コメント
藤田伊織さん
コメントありがとうございます。
関西では大地震や大津波が発生することはないと確信しているのでしょうね。
伊丹空港でさえ大津波に耐えられるかどうか疑問があるくらいですので,海上空港はもちろんほと壊滅し半永久的に使えなくなります。
伊丹空港は死守しなければなりません。
投稿: 夏井高人 | 2012年1月 5日 (木曜日) 17時11分
伊丹空港は関西大都市圏では唯一の陸上空港です。関空。神戸は地震・津波の際に長期間機能しない恐れがあります。そのとき、伊丹を官庁街にしてしまって、緊急航空輸送をどうするつもりなのででしょう。副首都にしても誰もすぐには来られません。
投稿: 藤田伊織 | 2012年1月 5日 (木曜日) 14時16分