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2011年7月18日 (月曜日)

NECが中国でクラウド合弁

下記の記事が出ている。

 クラウド、海外が主戦場 NECは中国合弁 富士通、5カ国進出
 産経ニュース: 2011.7.17
 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110717/its11071710160000-n1.htm

NECは,中国企業と合弁して電気通信事業を遂行する以上,中国政府による通信傍受を認めなければならない。

その行為は,日本国の電気通信事業法違反(通信の秘密侵害+差別的取扱い)となり得る。もちろん,NECは,日本法人と中国法人とでは法人格が異なる別企業だから大丈夫だと主張することだろう。しかし,実質的に見れば同一法人であり,電気通信事業法の適用に関しては,同一視すべき事案だと解する。

とはいえ,資本関係を見れば,実質的にみて,NECは既に中国企業なので,日本政府としてはどうにも手が出なくなってしまったのかもしれない。

まことに残念なことだ。

今後の見通しとしては,「NEC」という名が消滅し,名実ともに「レノボ」になってしまう可能性が高い。

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(余談)

中国国内で,機密性を確保できるパブリッククラウドサービスを提供できるとは全く思わない。

もし機密性を完全に守るとすれば,中国共産党政府に歯向かっていることになる。

つまり,中国のサーバ提供企業は,機密性を確保しないということが絶対的な政治的・法的成立条件になっている。

中国は,普通の人が考えるような西側世界とは相当異なる政治体制をもつ国家(中国共産党による独裁国家)なので,普通の西側世界と同じように考えて安易に企業進出すれば,ほぼ間違いなく泣きを見ることになるだろう。

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