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2011年7月30日 (土曜日)

米国:プロバイダに対して利用者の通信履歴を12ヶ月間保存するように命ずる法案についての議論

下記の記事が出ている。

 U.S. ISP Data Retention Bill Goes to House for Debate
 eWeek: 2011-07-28
 http://www.eweek.com/c/a/Data-Storage/US-ISP-Data-Retention-Bill-Goes-to-House-for-Debate-806677/

日本では,2011年6月24日の刑法等一部改正により刑事訴訟法も改正され,裁判官の令状に基づいて通信履歴を一定期間保全するように命ずることができるようになった。これは,EUのサイバー犯罪条約に基づく義務の履行としてなされたもので,保全を命ぜられる期間も比較的短い。

米国で議論されているのは,EUのData Retention Directiveと関係するもので,いずれ日本でも議論になるのではないかと思う。ただし,欧州各国の憲法裁判所では,そもそもData Retention Directiveそれ自体を当該国においては違憲とする最高裁判決が継続的に出ており,指令それ自体の安定性に疑問がある。この関連のことは,このブログでも継続して記事にしてきた。

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