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2011年6月 1日 (水曜日)

電波による発がん性についてWHOが初めて肯定的な見解

下記の記事が出ている。

 携帯電話は脳腫瘍を引き起こす恐れ=国際がん研究機関が報告書
 Wall Street Journal: 2011年6月1日
 http://jp.wsj.com/Life-Style/node_244190

この報告は携帯電話に関するものだ。

しかし,携帯電話だけに限定して考える者は相当頭が悪いと言わざるを得ない。

政府が推進してきたユビキタスジャパン(uJapan)政策の結果,日本は常に隅々まで電波にまみれている。

そのため,携帯電波だけではなくほかの電波をもあわせた複合汚染状態が常態化していると考えるのが正しい。つまり,日本ではWHOが指摘するよりもはるかに高い蓋然性で発癌性リスクが高まっていると理解するのが正しい。

以前にも書いたことだが,今後は電波の利用抑制を考えるだけではなく,電波遮蔽技術を安価な製品やサービスとして提供できるようなアンチユビキタス政策を明確に樹立し,強力に推進すべきだろうと思う。


[追記:2011年6月27日]

関連記事を追加する。

Speakers warn of threat from microwave radiation
Victoria Times Colonist: June 21, 2011
http://www.timescolonist.com/health/Speakers+warn+threat+from+microwave+radiation/4979593/story.html

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