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2011年6月 1日 (水曜日)

米国:国防省が,サイバー攻撃を「戦争行為」の一種としても位置づける

下記の記事が出ている。

 Washington moves to classify cyber-attacks as acts of war
 Guardian: 31 May 2011
 http://www.guardian.co.uk/world/2011/may/31/washington-moves-to-classify-cyber-attacks

これは,私見である「戦時と平時が常に共存する状況」の理論が外国政府によって承認された初の事例だと理解している。

日本では私見に対する賛成者はほとんどいない。理解する能力を欠いているのだろうと思う。

しかし,今後,米国の国防省によって軍事的側面についてより明確な区分と定義が示されることになるだろうから,日本の自衛隊もそれにならった思考を採用することになるだろう。

もちろん,軍事的側面だけに偏った思考をすれば,それはそれで失敗の原因をつくってしまうことになる。

だから,私見である「戦時と平時が常に共存する状況」の理論を正しく理解しなければならないのだ。

その時点において,私見が世界レベルで最も優れたものであることが証明されることになるだろうと確信している。

私は,この理論を法科大学院の授業の中で提供してみているが,反応はイマイチというところだ。まだ実務経験がないわけだし,自由自在に法理論を使うことのできるレベルに達しているわけでもないので無理はないと思うが,今後も工夫しながら授業の中に組み込んでみようと思っている。

それ以外の学会等ではほとんど無視されていると言ってよい。無視すればよい。それだけどんどん取り残されてしまうだけなのだが,それは自業自得というものだ。

「処理主義の理論」や「モビルスーツ理論」などを含め,法学分野における私見は,これまでの法学全体を書き換えてしまう可能性を含んでいる。そして,未来の法学は私見をベースにするものとなることは疑うべき余地がない。

いつか必ず歴史によって証明されることになるだろう。

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