« 脱原発論者は「脳死状態」か? | トップページ | スイス:イタリアのマフィアが勢力を拡張し,サイバー犯罪などの脅威が増加 »

2011年6月26日 (日曜日)

中国:ダム建設のため魚類などの淡水生物絶滅か?

下記の記事が出ている。

 三峡ダムの影響で稚魚生息数が50分の1以下に=回復のため新たな取り組みも-中国
 Record China: 2011年6月23日
 http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=52332

このような状態になってしまうと,養殖した稚魚を放流しても増やすことができない。なぜなら,棲息に必要な水量が(ダムのせき止めによって)圧倒的に不足してしまうからだ。

そして,今後予想される事態は,川で魚を捕って食料としていた人々の食料不足が深刻化し,東南アジア諸国との関係悪化によって魚類の輸入が減少し,他の国から輸入される魚類の高騰などが起きる可能性がある。

あくまでも仮説に過ぎないが,もし(特に低所得者層において)深刻な食料不足が生じた場合,大規模な暴動が発生する可能性がある。

なにしろ,中国における共産党員の割合は全人口の一割以下であり,大半は共産党員ではないので(=少数者による多数者に対する支配体制),飯を食うことができなくなれば,いつでも暴動が発生する素地が常にあると言える。

中国に進出している日本企業は,徹底して情報収集に努めるべきだろう。

|

« 脱原発論者は「脳死状態」か? | トップページ | スイス:イタリアのマフィアが勢力を拡張し,サイバー犯罪などの脅威が増加 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 脱原発論者は「脳死状態」か? | トップページ | スイス:イタリアのマフィアが勢力を拡張し,サイバー犯罪などの脅威が増加 »