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2011年6月26日 (日曜日)

脱原発論者は「脳死状態」か?

下記の記事が出ている。

 本当に原発停めろ!でいいんですか?
 産経ニュース: 2011.6.26
 http://sankei.jp.msn.com/science/news/110626/scn11062612000000-n1.htm

たしかに,「脳死状態」と呼べる論者もいるかもしれない。

しかし,事実認識だけは確実にしておくべきだと思う。

福島原発事故以前の時点においては,「原発反対」の意見を述べると,「左翼だ」とのレッテルを勝手にはられ,仕事をほされ,産経新聞の論説委員あたりから徹底的に非難されて潰されるというのが普通だった。マスコミという権力による「正論の圧殺」という歴史がそこにはある。

福島原発事故以後の時点においては,これまで黙っていた人々も黙っていられなくなり,正直に意見を述べるようになった。

そして,現時点では,「原発反対」を述べても,それだけで特定の政治団体の関係者だと決め付けられることは比較的少なくなってきている。

まだまだ偏見はある。また,左翼団体等が強力に反原発を主張していることも事実だ。

しかし,世界的には,左翼だけではなく右翼であっても反原発の姿勢に転じているので,世界の世論は反原発だと認めるべきだ。

このような環境の変化がある。

あくまでも一般論だが,このような変化を読み取れず(KY),「脳死状態」と短絡的に考えることしかできないような者は,その者こそ実は「脳死状態」だと評価されても仕方がないだろうと思う。

事実を承認すべきだ。

そして,代替策を考えるべきだと思う。

私は,GDP崇拝をやめるだけでおおよそのことが解決できると思っている。

そして,それでも不足する電力は,海流発電(ただし,スターリングエンジンの応用タイプの海流発電は,高コストであり,かつ,構造が複雑となるため強度に疑問があり,保守が面倒なので不可。)などの別の方法によって十分に調達可能だと考える。

加えて,送電の問題を上手に解決し,短距離での送電を原則とするようにすれば,送電中のロスが減少するので,むしろ日本国全体での発電量を減らしても足りるようにできるかもしれない。

家電製品の世界では,消費電力を1アンペアでも減らすようにそれこそ血の出るような努力が重ねられてきた。その成果は現実に現われてきている。これに対し,巨大な独占企業である電力会社は,発電及び送電に際しての電力の損耗を1アンペアでも減らす努力をしてこなかったとは言わないが,原子力発電による供給過剰状態にあぐらをかき,ものごとを真剣に考えてこなかったことは否定しようのない事実だと考える。

こういうことをあれこれ考え,実行することが大事だ。

原発だけにしがみつき続けるのは,「中毒」または「依存症」の一種だと考えることができる。

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