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2011年6月26日 (日曜日)

日本の原発の「安全神話」は巧妙な洗脳活動

下記の記事が出ている。

 米紙、日本の原発安全神話に皮肉 PR施設「ファンタジー」
 共同通信: 2011/06/25
 http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011062501000786.html

 ‘Safety Myth’ Left Japan Ripe for Nuclear Crisis
 New York Times: June 24, 2011
 http://www.nytimes.com/2011/06/25/world/asia/25myth.html

日本の経済産業大臣は,「安全宣言」を出している。

中央防災会議が安全基準等の根本的な見直しを提唱しているのに,それを完全に無視し従来の基準で判定した結果である以上,政治的にも社会的にも全く無効な「安全宣言」だと考えられるが,一国の大臣がそのような欺瞞に満ちた「安全宣言」をIAEAの会議で明らかにしたりするから,このような批判を受けることになってしまうのだ。

もっと国際的に信用される行動をとらなければならない。

そして,中央防災会議の見直しに基づいて再評価すれば,既存の原発の大半が「極めて危険」と判定される可能性が高いことは明らかだと思われる。

安全であるはずがない。

いったん危機的状態になればとんでもない被害を発生させ,場合によっては日本を滅亡させてしまいかねないだけではなく,北朝鮮等からの通常兵器による攻撃によって核攻撃を実行したのと同じような結果を発生させられてしまう危険性もある原発は全面的に廃止しなければならない。それに代わる電力源として,強度の問題さえクリアできれば構造が単純でどのような企業でも参入可能な海流発電等の開発・導入に全力を注ぐべきだ。

[このブログ内の関連記事]

 ニューヨークタイムズが日本政府の原発推進政策による国民の洗脳を批判
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-6e93.html

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