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2011年6月11日 (土曜日)

IAEAの元事務次長が,福島第一原発事故は危険性の指摘を20年間も無視してきた結果発生した人災であると証言

下記の記事が出ている。

 IAEA元事務次長「防止策、東電20年間放置 人災だ」
 産経ニュース: 2011.6.11
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/110611/erp11061120200006-n1.htm

この発現は,直接的には東電を批判する内容のものだ。

しかし,私は,サインの一種であると考える。

それは,福島第一原発が発生した後である現段階になっても尊大な姿勢を全く崩そうとしない関電など他の電力会社に対する警告に違いない。

もし,関電等が強気の姿勢を崩さなければ,きっとより厳しい指摘がなされることになるだろう。

そのことは,他ならぬ電力各社と経団連と自民党が最も良く認識・理解しているはずだ。そして,現内閣もまた,現時点では本当のことをわかているはずだ。

ただし,これまで完全に騙され続けてきた裁判所(原発関連訴訟を担当した裁判官)は,正しく認識・理解することができないかもしれない。

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