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2011年5月13日 (金曜日)

韓国:韓国製新幹線に重大欠陥

下記の記事が出ている。

 “韓国新幹線”で故障続発 輸出焦り製造・点検拙速?
 産経ニュース: 2011.5.12
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/110512/kor11051219300002-n1.htm

韓国製のものは欧州の高速鉄道のコピーだ。中国では日本の新幹線のコピーを自主開発製品として誇っている。

しかし,単に外形を真似しただけでは基本性能を発揮することも覚束ない。

新幹線は,施設・設備の建設,保線作業,電力供給,地震対策,人事等を含め,全体としてのシステムとして存在するものであり,車両だけを切り離して考えることができないものだ。日本の新幹線の優秀さは,システム全体としての品質が極度に優れているからこそ維持できるものであり,個々のパーツだけを議論してみてもあまり意味がない。だから,車両の外形だけ真似しても新幹線を製造することはできない。

とはいえ,日本の新幹線が現状に安住していれば,たちまち他国に技術を盗まれ追い越されてしまう危険性があることもまた明らかだ。

継続的に品質の改善と安全性の向上につとめて欲しいものだと思う。そのような努力を継続していれば,結果として,日本製品の国際的優位を得ることができるだろう。

なお,上記の記事は,高速鉄道に関するものであり,ひとつ間違うと直ちに重大な人命事故につながるものだ。同じようなものとして原発がある。

韓国の原発の中には軍事政権当時に建設されたものが多く,軍事政権が倒れた後も同じ財閥グループが仕切ってきた産業のひとつなのだが,上記の韓国製高速鉄道と同様に重大な欠陥があったとしても,その生い立ち等からして韓国民に対し正確に情報が伝達されず,隠蔽され続けてきた疑いがある。

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