よくわからない意見
下記の記事が出ている。
人も金も街から消え…「地元経済は壊滅だ」原発城下町・御前崎、覆う悲壮感
産経ニュース: 2011.5.10
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110510/lcl11051000030000-n1.htm
交付金と言えば無色透明のお金のように聴こえるが,要するに税金だ。
どうして税金で御前崎の人々を食べさせなければならないのか,その理由がよく分からない。
もともと原発運転の補償という趣旨なので,運転をやめればなくなってしまうお金だ。税金で御前崎の人々を食わせるために原発を運転することなどできるはずがない。
税金が降ってこなくなったら,別の仕事を考えるしかない。
これは,誰が考えても当たり前のことだ。
税金は国民が支払っている。
国民が御前崎の人々を食わせなければならない義務など一切ない。
本来,補償金は電力会社が全額負担すべきものなので,税金で負担して交付するというスキームそれ自体が根本から間違っていたと言える。
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