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2011年5月 7日 (土曜日)

原発は,すべて直ちに停止しなければならない

徳島県で地震があった。

 地震情報(各地の震度に関する情報)
 平成23年05月07日22時04分  7日22時00分頃 紀伊水道 M3.6 震度2
 http://www.jma.go.jp/jp/quake/20110507220445491-072200.html

比較的小さな地震だと思ってはならない。

今後,いつどれくらい大きな地震と津波が来るか分からない。

太平洋岸にあるものだけではなく,日本海側にあるものを含め,海浜に接する原発は,震度6以上,津波の高さ15メートル以上に耐えるものであり,かつ,1週間以上の期間にわたり自前で確実に電源を確保可能なものでない限り,日本中のどこにあるものでも非常に危険だ。

直ちに運転を停止し,原子力燃料を全て抜き取って安全な場所に隔離してしまわなければならない。

福島原発のように原子炉建屋の中のプールに入れておくのでは駄目だ。津波によって破壊されてしまうという点で何ら防御になっていない。

このままでは日本は滅びる。夏の電力需要のピークなどという暢気なことを言っていられる余裕は全くない。

原子力安全委員会は,もしほんの少しでも良心が残っているのであれば,本当のことを述べ,正直に真実を述べなければ駄目だ。

自分が死ぬのは自業自得というしかないが,何の罪もない一般国民全部を見殺しにすることになる。

実際にそうなるかどうかは誰にもわからないのだが,今回の大震災には安政の大地震との類似点が幾つかある。もしそうであるならば,九州,四国,近畿~関東のいずれの場所でも安全な場所はどこにもない。

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