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2011年5月29日 (日曜日)

EU:cookieによる個人データ収集に事前の明示の同意を要するというルールがスタート

下記の記事が出ている。

 Internet security: cookie monster unleashed following EU ruling
 Guardian: 28 May 2011
 http://www.guardian.co.uk/money/2011/may/28/internet-security-cookie-eu-ruling

日本では関係ないと思う人もあるかもしれないが,同様のルールを採用・実施していないと,EUとの間の取引を実行することができなくなることが確実だ。これまで取引できてきた企業でも停止を求められ,従わなければ処罰される可能性が高い。

それゆえ,今後,事実上,EUのルールが日本でも適用されたのと同じ結果となる。

このcookie規制の根拠法令である電子通信プライバシー保護指令には,cookie規制だけではなく,位置情報の取得についても事前の明示の同意を求める条項がある。

日本のITビジネスは,米国と同様,これらの問題についてこれまで非常に曖昧にやってきたし,それでも(私のようなサイバー法の研究者等から批判されることはあっても)政府等の権力機関から処分を受けたりすることはなかったわけだが,今後は,そうではない。

コンプライアンス確保の姿勢を明確しないとビジネスそれ自体が崩壊する危険性がある。

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