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2011年5月12日 (木曜日)

Androidを採用したデバイス(スマートフォンなど)をターゲットとするマルウェアの増加率は400パーセントとの調査結果

下記の記事が出ている。

 Study: Android Market malware shoots up 400 percent
 app olicious: May 11, 2011
 http://www.androidapps.com/tech/articles/7964-study-android-market-malware-shoots-up-400-percent

今後,更に増加するだろう。

技術的脆弱性については,(OSそれ自体に関するものとアプリに関するものとを併せると)コメントしようがないほどひどい。

それとは別に,心理的要因に注目しなければならないということはだいぶ以前から指摘してきたことだ。つまり,スマートフォンを「携帯電話の形をした小型PC」とは思わず,安全措置を十分に講じない利用者が非常に多数存在する可能性があり,そのことが攻撃を容易にしてしまうという社会的脆弱性がある。

加えて,法的脆弱性もある。世界各国で数え切れないほど多数提起されている特許侵害訴訟において,Googleが全面勝利できる可能性はかなり低いと考えられる。現に,既に幾つかの訴訟において敗訴判決を受けている。詳細については「特許」のタグで検索し,関連する過去記事を読んでいただきたい。

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