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2011年4月 5日 (火曜日)

RSAのSecurIDがハックされたという問題が発生した原因はスピアフィッシング攻撃だったとの調査結果

下記の記事が出ている。

 RSA discloses phishing-attack data breach details
 Computer Weekly, 04 April 2011
 http://www.computerweekly.com/Articles/2011/04/04/246153/RSA-discloses-phishing-attack-data-breach-details.htm

 RSA explains how attackers breached its systems
 Register: 4 April 2011
 http://www.theregister.co.uk/2011/04/04/rsa_hack_howdunnit/

私見によれば,今後,世界的に有名なセキュリティ企業,軍事施設,電力・工場プラント,著名銀行など,社会の中で特に重要なところに対する攻撃が激化する可能性がある。

東電の問題と同じで,「自分のところは安全だ」とあぐらをかいていると,たちまち餌食にされてしまう。

対応策は簡単だ。

事業を徹底的に見直し,ネットを利用しなくてもよいものについては可能な限りネットを利用しないようにすることだ。

[追記:2011年8月27日]

関連記事を追加する。

 Researchers Uncover RSA Phishing Attack, Hiding in Plain Sight
 Wired: August 26, 2011
 http://www.wired.com/threatlevel/2011/08/how-rsa-got-hacked/

[このブログ内の関連記事]

 RSAはどのようにしてハックされたのか?
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/rsa-795d.html

 SNSでRSAのSecurID利用者がRSAから攻撃を受ける可能性があるという脆弱性が見つかる
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/snsrsasecuridrs.html

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