日本の原発の大半において,緊急時の電源確保に難点があるとの指摘
下記の記事が出ている。
国内原発の大半、安全対策に難点 長期電源喪失想定など
Asahi.com: 2011年4月16日
http://www.asahi.com/national/update/0416/TKY201104150581.html
これまで何度も指摘していることだが,原子炉が運転されていることを必須の前提として冷却系を構成するという基本設計が最初から間違っている。このような構造をもった原子力発電所には全て重大な欠陥があると言える。
そして,そのような重大な欠陥が存在する以上,日本のほとんど全ての原子力発電所は,福島第一原発と同様の事故を発生させる可能性がある。
直ちにすべての原発の操業を停止させ,一律廃炉とするための作業を開始しなければならない。今後,大地震や大津波が発生し,今回と同様の事故が発生してからでは遅すぎる。
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