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2011年4月15日 (金曜日)

原発所在地では直下型地震と大津波の襲来に対し可及的速やかに最善の防御を尽くさなければならない

大地震は,日本のどこでも発生する可能性がある。海岸部では大津波が発生する可能性がある。

私見では本震と余震を区別しないし,当然,そのような予想が成立する。

 今回の震災に関しては「余震」及び「誘発」という語を使うのをやめよう
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-465d.html

日本には,数多くの原子力施設が存在する。

1秒でも早くどんなことでも良いから防御手段を講じなければならない。福島第一原発だけにとらわれていたら駄目だ。

現下の状況の下で最も緊急に対応を検討しなければならないのは,福井県と四国と新潟県だ。

対応を急いで欲しい。

なお,古い時代の地震に関して,貞観の大地震が注目されるようになったことそれ自体は歓迎すべきことだ。また,貞観の大地震に続いて発生した関東各地の大地震も注目されるようになってきたことは歓迎すべきことだと思う。

しかし,何でもかんでも単純化してしまい,1つのモデルだけで予測をたてることは危険だ。モデルは複数の異なるものが共存し得るものだし,自然界では,複数の異なるメカニズムが同時に進行することのほうがむしろ普通なのではないかと思われる。

私見としては,安政の大地震を忘れてはならないと考えている。とりわけ,今後の防御を考える上では,「あり得るストーリー」として常に頭の中のどこかに置いておく必要がある。

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