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2011年4月14日 (木曜日)

副首都の建設構想

下記の記事が出ている。

 「副首都」建設、与野党で機運高まる 国家的危機管理必要
 産経ニュース: 2011.4.14
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110414/stt11041401220004-n1.htm

副首都を構築することについては賛成だ。

しかし,候補地としては,「議連はすでにNEMICの概要を固め、候補地として大阪国際空港(伊丹空港)跡地(大阪府、兵庫県)、関西文化学術研究都市(大阪府、京都府、奈良県)、万博公園(大阪府)、愛・地球博記念公園(愛知県)、名古屋空港跡地(同)を検討。敷地の広さや交通アクセス、東京からの距離など7基準から総合評価した結果、伊丹空港跡地が最有力となった」ということらしい。

賢い人であれば誰でも,「馬鹿しかいないようだ」と感ずることだろう。

私見を述べる。

次の条件を満たしている場所でなければ,候補地として不適だ。

1) 縄文時代~古墳時代において,一度も水没していた時期がない場所であること

2) 「もんじゅ」から300キロメートル以上離れていること

3) 原子力発電所から150キロメートル以上離れていること

4) 活火山から150キローメートル以上離れていること

これらの条件の全てを満たしている必要がある。

なお,空港跡地については,再開発をしてはならない。予備空港としての機能を温存することが危機管理の初歩中の初歩だ。海上に構築された新空港は,(地震,大津波,停電等により)全て使用不能になるという前提でものごとを考える必要がある。

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