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2011年4月 2日 (土曜日)

4月でも寒いことの原因に関する仮説

4月になっても非常に寒い。しかし,旧暦でいうとまだ3月なので,これが普通の状態なのかもしれない。

けれども,例年と比較するとやはり寒い。

このことについて,地球温暖化説をまやかしだと主張する人々であっても,ヒートアイランド現象の存在は積極的に肯定していることに着目しなければならない。そして,原発というものがものすごい熱量を出し続けるものだということも理解しなければならない。

 クライメートゲート事件
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-bd85.html

今回の大震災によって,原発はもとより,火力発電所も大打撃を受けた。停電等の影響により,オフィスや工場等での熱の発生も抑えられている。

要するに,ヒートアイランド現象の発生が抑制されている。

その結果,本来の気候に近いものに戻っている可能性がある。

以上は,仮説に過ぎない。

しかし,高度経済成長以前の平均気温とそれ以降の平均気温を調べ,大都市周辺とそれ以外とにわけて丁寧に考察してみれば,この仮説が成立可能かどうかを検証することが可能だろう。

そして,もしこの仮説が正しいとすれば,この夏におけるエアコンの利用が(停電等のために)いやがおうでも抑制され,室外機から放出される熱が抑制される結果,もしかするとヒートアイランド現象も抑制され,そんなに暑い夏にはならなかもしれない。

数学とシミュレーションに強い研究者には是非とも研究してもらいたいと思っている。ただし,エネルギーマフィアから研究資金の提供を受けることは無理なので,あくまでも自分の普通の研究費の範囲内で研究せざるを得ないというところが大変かもしれない。

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