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2011年4月 4日 (月曜日)

老舗の法律出版社は偉い!

第一法規と新日本法規から葉書が届いた。

内容はいずれも同じで,要するに,加除式出版物等の出版物が地震で被災し破損している場合には,その破損分を(在庫がある限り)無償で提供するというものだった。

加除式出版物は,官庁や弁護士事務所等で購入・利用されていることが多く,今回の大震災では大変な被害を受けた官庁や弁護士事務所等が決して少なくない。

そのようなところでは,書籍が使いものにならなくなってしまっているところも決して少なくないだろうと思う。

出版業界の経営はそれでなくても極めて厳しい状況にあるのだが,このようなかたちでの被災者救援があるということはいかにも法律出版社らしい対応であり,良いことだと思う。

ちなみに,私の自宅の屋根が今回の地震でだいぶ破損してしまった。罹災証明の申込みをしたけれども市の職員が手一杯のため実地調査が1ヶ月くらい先になってしまうらしい。実は,自宅の破損箇所は応急処置をしただけの状態で,本工事は半年先になるか1年先になるか見通しすら立っていない。現状では,もしお金をいっぱい持っていたとしても新築で切り抜けることもできないだろう。なぜなら,資材が大幅に不足しているし,大工さんなどが多忙過ぎてどうにもならないからだ。

そして,自室では書棚や家具等が倒れ,書籍や書類などがめちゃめちゃに散乱しているような状態となった。それでも,汚損したものはない。まだ整理が完全にできているわけではないが,ちゃんと整理し直せば仕事に差し支えないと思われることがせめてもの慰めのようなものだ。

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