地震の概念を変更したほうが理解しやすいかもしれない
今回の大地震について,専門家は,幾つかの本震(宮城県沖,福島県沖,茨城県沖)が発生した後,それと関連する上越の地震,そして,引き続き大小さまざまな余震が起きていると説明している。
しかし,太平洋プレート全体に及ぶ今回のような大地震については,地震の概念を変更したほうがよいのではないかと思う。
つまり,大小様々な継続的な地震で構成されるコンプレックス(複合体)のようなものとして,一体的に理解するほうが妥当だと考えるのだ。
気象庁のデータによると,既に伊豆諸島や東京湾などを震源とする地震も起きているようなので,関東平野全域を含め,フォッサマグナの東側全域について,ある程度の期間継続する一体としての地震状態にあると理解することになる。
もちろん,私は,地震に関する専門家ではなく,素人の一員に過ぎない。
けれども,地震というものが1個の破壊的出来事であり,あとはその余韻として考えるのは,今回のようなケースでは妥当ではないと思うのだ。
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