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2011年3月 3日 (木曜日)

米国:連邦最高裁が,イラクで戦死した兵士の葬儀に対して「同性愛者に対する神の罰」だとして抗議する誹謗中傷的な言論でも連邦憲法が保障する言論の自由に含まれるとの判断を示す判決

下記の記事が出ている。

 Supreme Court rules First Amendment protects church's right to picket funerals
 Washington Post: March 2, 2011
 http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2011/03/02/AR2011030202548.html

「他人を傷つける言論」でも言論の自由のほうが優先するという考え方だ。

このような判決例は,米国では必ずしも珍しいものではない。

日本では,誹謗中傷に関して,極度にヒステリックになってしまったり過敏になってしまったりすることがあるから,問題状況がかなり異なる。

とはいえ,あまりにも平和的過ぎるところで生活している多くの日本人は,精神的タフさに欠けるため他人からの批判に過敏になり過ぎるという傾向があるとも考えられる。

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