成田空港での被爆をおそれて着陸を拒否し,別の空港への着陸を求める海外からの航空機が続出
下記の記事が出ている。
「放射線量高い」中国、全日空機貨物降ろさせず
Yomiuri Online: 2011年3月18日
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110318-OYT1T00768.htm
それぞれの国の政府の判断だから文句は言えない。
しかし,もしこのブログを中国の人が読んでいるのなら考えて欲しいことがある。
それは,成田空港どころではない放射線被爆を日常的に受けている地域が中国国内には存在するということだ。その原因の一つは,地殻構造が最初からそうなっているということだ。それでも普通は何も健康被害などない。もう一つは,ゴビ砂漠の核実験場から舞い上がり,風に乗って流れてくる黄砂が大量に降り積もってる地域があるということだ。それでも健康被害は誰にもない。
おそらく,大気中の放射線量という点では中国国内のほうが日本国内よりも大幅に大きな数値を示しているところが多いはずだ。
何だかんだ言っても日本から提供される情報の量はとんでもなく多い。だから不安に思うのかもしれない。しかし,情報提供されない国では,「無知であることは幸せであること」という格言のとおりの状況になっているかもしれないということを理解すべきだと思う。
同じことは,ウランの鉱脈をもつ国(アメリカ等を含む)全てについて言うことができる。
[追記:2011年3月25日]
関連記事を追加する。
日本人から基準超の放射線 中国無錫、成田から到着
共同通信: 2011年3月25日
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032501000706.html
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