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2011年3月25日 (金曜日)

東電と原子力安全委員会は,福島原発の脆弱性に関する警告を無視していた

下記の記事が出ている(産経新聞で日本語の紹介記事が出ている。)。

 Japan Ignored Warning of Nuclear Vulnerability
 Wall Street Journal: March 23, 2011
 http://online.wsj.com/article/SB10001424052748703410604576216481092750122.html

この記事に書かれていることが事実だとすれば,その事実によって東電の過失がほぼ確実となったと思われる。予見可能性はもとより,回避可能性が確実にあったことが証明されたことになるからだ。

そして,この記事に書かれているような緊急冷却装置の改良がなされていなかった結果,今回のトラブルによる傷口を更に広げる結果となってしまっていることは明らかだと思われる。

原子力安全委員会の委員及び自民党政権の国務大臣(当時)の責任も極めて重大だと考えざるを得ない。

[このブログ内の関連記事]

 福島原発の原子炉には最初から構造上の問題があったようだ
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-d125.html

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