マスコミは記者会見での配布資料等を即時全面的に公開すべきだ
記者会見で配布される資料等は本来公開資料であるべきものだし,現にその一部を読み上げている様子がテレビで放映されている。それなのに,マスコミがその内容を完全に公開しないからミスリーディングや妙な憶測等が生ずる。
このようなことでは,マスコミには政府や東電を責める資格など全くない。情報公開をしていないという点で全く同じだからだ。公開情報なので,取材源の秘匿という問題がそもそも発生しないだけではなく,現在の状況ではマスコミの経済利益を優先すべき場合じゃない。
マスコミがしないのであれば,東電や保安院が率先して即時ネット公開すればよい。
国民の理解力はそんなに低いものではない。
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コメント
senryoさん
情報提供ありがとうございます。
計画停電の情報に関しては,東電のHPで掲示されていますね。当初は,きっと準備不足もあり,内容的に矛盾や誤りがいっぱいあってひどい状況でしたし,分かりやすさという点でも全然駄目なものでした。現時点ではかなり改善されていると思います。
問題は,原発関係の資料です。
テレビで視ていると,記者クラブの人間に対してだけは詳細な資料が配布されており,その一部を読み上げていることが理解できます。しかし,例えば,「***頁をごらんください。ここに書いてありますように・・・」と読み上げられても,何のことやらさっぱりわかりません。かと言って,記者会見の担当者に対してフリップやプレゼンテーションを準備させるのは酷です。現時点では,そんなことに時間を割く余裕などありません。
そして,記者クラブに加入しているマスコミだけが情報を独占している結果,どのような資料が配布されたのかについて国民の知る権利に対して重大な侵害が発生していることになります。加害者は記者クラブに加入しているマスコミです。
その結果,正確な情報に基づき正しく判断することができず,憶測や誤解が生ずることになり,混乱を加速させることになります。その意味でも記者クラブに加入しているマスコミは加害者になっています。
これらの点については,震災が落ち着いた後,憲法学者にとって非常に良い研究テーマを提供することになるでしょう。
さて,このような異常な状態を解消するためには,取材源となっている元資料を速やかに全面開示することが必要だと考え,本文のような記事を書きました。
世間には,ものすごい速さで文書を読み理解する能力を有する人がいくらでもいます。そのような人にとっては,テレビの解説やコメント等は一切不要であるばかりか逆に有害であることさえあり,とにかく元資料が欲しいのです。
投稿: 夏井高人 | 2011年3月18日 (金曜日) 07時26分
既にご覧になっているかもしれませんが、東京電力が計画停電についてのプレスリリースを出しています。原発関係についても同様に出してくれるといいのですが。
[東京電力]
3月18日(金)の計画停電の実施予定等について
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11031712-j.html
厳しい状況下でも知見・情報を発信し続けてくださることに本当に頭が下がります。どうかご自愛ください。
投稿: senryo | 2011年3月18日 (金曜日) 05時11分