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2011年3月20日 (日曜日)

プレート理論だけで全部説明したことにしようとすると間違うのではないか

私は地質学者でも地震学者でもなく,単なる素人だ。

素人なのだが,素人なりに疑問に思うことが多々ある。

現在,日本列島で起きている出来事について,専門家が述べていることの多くは,プレート理論というマクロ的な理論的基礎に基づきながらも何となく全体像をとらえようとせず,ミクロ的な現象面にのみ注目しているように思えてならない。

素人としての私見は,異なる複数のプレートの上に乗っかって漂っている日本列島全体が少し動いているプロセスの中にあるのではないかというものだ。

最も大きく動いたのはフォッサマグナから東側の部分全部だと思う。専門家は,太平洋岸における変動だけに注目しているように思われるが,全体に目をくばるべきだ。

そして,それにひっぱられるようにして,フォッサマグナから西側でも変動が起きているように思える。西日本島弧系の火山弧に沿って地震が多発しているのは,そのような影響によるものではないだろうか?

そして,西日本島弧系の火山弧に沿った部分に変動があると,最終的に前弧にも影響が及ぶことになる。

その影響は,東日本におけるものよりもはるかに小さなものであり,今回の大震災のような結果を招くものではないだろうと思う。

しかし,列島全体の変化をマクロ的にとらえないと,今後の長期的防災対策をたてることができない。

専門家には,是非とも列島全体の変化の測定をしてもらいたいものだと思う。

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 地震の概念を変更したほうが理解しやすいかもしれない
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-d496.html

 東日本巨大地震の震源遷移 H23.3.7~3.16
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/h2337316-38ff.html

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