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2011年3月25日 (金曜日)

東電の社長はなぜ姿を現さないのか?

国外逃亡したわけではないようだ。下記の記事が出ている。

 西岡参院議長が東電社長に不快感 「姿見せず非常に不可思議」
 産経ニュース: 2011.3.24
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110324/plc11032422110024-n1.htm

何でもかんでも副社長ばかりに任せているのは経営者の姿勢としてどうかと思う。

個人テロを怖れているのかもしれないし,副社長が危機管理担当のトップになっているのかもしれない。

しかし,このままでは東電の経営全体に対する国民の不信感を更に増大させることになる。会社法に基づく損害賠償請求訴訟等の提起は不可避と思われる。

そして,下記のような意見もある。

 みんな・渡辺代表「東電の一時国有化を」巨額補償が必要で
 産経ニュース: 2011.3.24
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110324/stt11032414060002-n1.htm

超大企業の経営者として責任ある行動をとってほしい。

どっちみち,福島原発のトラブル解決に目処がたてば,その後で引責辞任することは不可避なので,腹をくくるべきだ。


[追記:2011年3月27日]

関連記事を追加する。

 東電の清水社長が13日から数日間、過労でダウン
 産経ニュース: 2011.3.27
 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110327/biz11032720000007-n1.htm


[このブログ内の関連記事]

 福島原発の事故による損害賠償責任を国が負うことになりそうだ-しかし,問題がないわけではない
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-fdc4.html

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