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2011年3月20日 (日曜日)

リビア:潜水艦などの艦艇から発射したミサイルによりカダフィ軍の防空施設等を破壊

下記の記事が出ている。

 U.S. Missiles Strike Libyan Air Defense Targets
 New York Times: March 19, 2011
 http://www.nytimes.com/2011/03/20/world/africa/20libya.html

カダフィ軍の防空施設が破壊されれば,国連軍が制空権を握ることができる。飛行禁止区域の設定とは,単に「紙の上」で禁止されているということを意味するのではなく,「実効的に制空権を確保する」ということを意味している。

テレビでは,突然日を吹いて墜落するジェット戦闘機の映像が流されている。要するに,「飛行禁止区域内を飛行する航空機はすべて撃墜されるという状況に既になっている」ということなのだろう。

被災地で多数の国民を失ったばかりでなく,唯一の被爆国でありながら重大な原発トラブルの最中にある国である日本からすれば,「こんなとき戦争なんて・・・」という意見があるかもしれない。

私も,戦争を無条件で是認する気はない。

しかし,重武装のカダフィ軍によって非武装または軽武装の国民が意図的に大量に殺され続けているという現実を是認することが良いのかどうかということを冷静に判断すべきだと思う。

戦争は,自然災害とは異なる。

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