米国連邦政府も速やかに情報公開をすべきだと思う
日本では,被爆の可能性のある場所で撮影された映像等が徐々に公開され,テレビでも放映されている。撮影作業それ自体が非常に危険度の高い行為なので,十分な映像が提供されないのも無理はないと思う。直近では温度画像が公開されている。
福島第1原発の温度画像公開 防衛省ヘリが撮影
産経ニュース: 2011.3.21
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110321/dst11032100200001-n1.htm
さて,米国は,無人偵察機,偵察衛星,U2偵察機などをどんどん繰り出し,詳細な情報を収集している。
しかし,情報公開はない。
米国政府は,日本政府が情報公開しないとして批判している。たしかに当を得ている部分はある。
しかし,批判する者は,自らも同様の批判に耐えられるような判断と行動を選択しなければならない。
速やかな情報公開を求める。
もっとも,米国連邦政府から日本国政府に対してデータや資料等が既に送付されているのに,日本国政府がその情報公開をしていないのだとすれば,日本国政府に対する「隠蔽体質があると」の批判が更に強まることが不可避と思われる。
なお,次のようなニュースもある。
米エネルギー長官:米国は日本で最悪の時期は過ぎたと確信-CNN
Bloomberg: 2011/03/21
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=alUyOx3c.sWE
露専門家、福島原発「完全に統制」破滅に至らず プーチン首相に報告
共同通信: 2011.3.20
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110320/erp11032014270007-n1.htm
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米国では,日本の情報開示の不十分さに不信感を抱いているようだ
http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-66f7.html
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