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2011年3月26日 (土曜日)

日本の活断層

東北関東大震災の発生依頼,「どこに活断層があるのか?」について国民の関心が高まっている。

Web上ではなかなか良い地図がないのだが,一応,下記のものがある。

 都市圏活断層図
 国土地理院
 http://www1.gsi.go.jp/geowww/bousai/menu.html

 活断層地図 主要活断層 98断層帯のリスト
 地震情報サイト JIS
 http://j-jis.com/danso/

一般に,断層のあるところは岩盤が破壊されている,または,破壊されやすいことが多いため,そのような場所の侵食が進みやすい結果,川や谷になりやすい。そして,そのような場所では,長年月の間に流れてきた土砂が堆積し,盆地や平野を作りやすい。

つまり,人の住み易い場所には断層があると考えてよい。

さらに,原発や工場等では,大量の水を使うことが多いため,川や海の近くに建設さえることが比較的多い。船で大量に出荷するために港湾の近くにあるほうが有利という面もあるのだろう。

したがって,原発や工場等を活断層から離れた場所に建設することは無理だ。

無理だとすれば,どのような原発や工場でも,最高度にシビアな防災対策が講じられなければならないということになるのだが,現実には必ずしもそうなっているわけではない。

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