« Androidを汚染するトロイの木馬を自動的に検知し削除するツールが開発され,Androidにパッチがあてられたようだ | トップページ | ソーシャルネットワークやセマンティックWebのサイバー犯罪者ネットワーク解析への応用 »

2011年3月 8日 (火曜日)

NTTドコモがヒノキの間伐材を使った携帯電話を発売

私は購入しないが,これまで発売されたどの携帯電話よりも優れたデザインをもったものではないかと思う。デザインとしては私の好みだ。

 1台ごとに木目の異なる「ヒノキ材」ケータイ、ドコモ「TOUCH WOOD」
 niftyビジネスニュース: 2011年3月17日
 http://business.nifty.com/articles/topic/110307_02/

なお,本物の木材を利用して製造しているため,すべて異なる木目模様になっている。したがって,その木目模様の画像を記録・保存することにより,ほぼ完全な個体識別が可能だろうと思う。

ID番号のような符号列は比較的盗まれやすく改ざんもされやすいが,木目模様のような要素だと符号列よりも優れている部分はある。ただし,画像記録を盗み出し,それを複製して印刷する方法により偽造をすることは可能だし,対照データを記録しているデータベースに不正アクセスし,記録を根元から改ざんすることによって個体識別を誤らせることは可能だ。

この後者の点は特に重要で,今後のサイバー攻撃の主流は,端末側ではなく,ホスト側を根こそぎまるごと破壊したり改ざんしたりするようなタイプのものへとなっていくことだろう。

|

« Androidを汚染するトロイの木馬を自動的に検知し削除するツールが開発され,Androidにパッチがあてられたようだ | トップページ | ソーシャルネットワークやセマンティックWebのサイバー犯罪者ネットワーク解析への応用 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« Androidを汚染するトロイの木馬を自動的に検知し削除するツールが開発され,Androidにパッチがあてられたようだ | トップページ | ソーシャルネットワークやセマンティックWebのサイバー犯罪者ネットワーク解析への応用 »