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2011年3月 1日 (火曜日)

G-mailで保存されたメール本文やメールアドレスなどが大量に消滅する事故が発生

Googleは既に回復したと説明しているらしいが,一時的にせよ,大勢の人々が一斉に電子メールを利用できない状態が発生したという事実があることを否定することにはならない。パブリッククラウドのような集中管理(囲い込み)では,常にこのような問題が発生し得る。下記の記事が出ている。

 Thousands of Gmail accounts accidentally wiped
 BBC: 28 February 2011
 http://www.bbc.co.uk/news/technology-12600179

今回の消滅事件の被害者である利用者が特定の大学の教職員であり,かつ,大学入試時期だったと仮定すると,G-mailを利用できなくなったというだけで,入試の実行が不可能になってしまったかもしれないと思われる。

ちなみに,今回のトラブルで悪影響を受けた利用者の数をGoogleは明らかにしていない。BBCは,約15万人だろうと推定している。

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