« 耐震性偽装について厳罰と全財産没収を法制化すべきではないか | トップページ | 被災地における建築確認と耐震強度の見直しなど »

2011年3月31日 (木曜日)

米国:FTCが,Googleにプライバシー侵害行為があったと認定し,今後20年間プライバシー保護に関する監査を命令

下記の記事が出ている。

 Google to be audited on privacy after Buzz complaints
 BBC: 30 March 2011
 http://www.bbc.co.uk/news/technology-12906908

一般に,「悪」の目的でなされる場合には内部統制それ自体が「悪」を最適化するための手段となる。つまり,内部統制を導入することは「正義」の実現につながるとは限らない。例えば,ヤクザやマフィアにおいては,世界中のどの企業よりも精密な内部統制が徹底的に貫徹されている。内部統制の本質を知りたいときは,ヤクザやマフィアについて研究するのがよろしい。

したがって,そのよう場合には,内部統制ではなく,外部統制(外部監査や処罰)という手段によるしかない。

|

« 耐震性偽装について厳罰と全財産没収を法制化すべきではないか | トップページ | 被災地における建築確認と耐震強度の見直しなど »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 耐震性偽装について厳罰と全財産没収を法制化すべきではないか | トップページ | 被災地における建築確認と耐震強度の見直しなど »