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2011年3月23日 (水曜日)

クラウドコンピューティングは1960年代のメインフレームへの回帰か?

下記の記事が出ている。

 Is the Cloud Really Just the Return of Mainframe Computing?
 SQL Server Magazine: March 22, 2011
 http://www.sqlmag.com/article/cloud-computing2/Is-the-Cloud-Really-Just-the-Return-of-Mainframe-Computing-.aspx

物理アーキテクチャは異なっているけれども,モデルとしてはかつてのIBMの仮想マシンと異なるところはあまりない。

したがって,メインフレームを利用する場合と同じメリットとリスクがある。

なお,私見によれば,「クラウドコンピューティング」は,仮想システムを応用したビジネスモデルの一種だ。ビジネスモデルなので,実際に使用する物理マシンは,古いメインフレームでも不通のノートPCでもかまわず,仮想サーバを構築可能な限り,どのようなマシンでも実現可能だ。つまり,クラウドコンピュータというタイプの物理マシンが存在するわけではない。このことは,夏井・岡村:掛川編『Q&Aインターネットの法務と税務』(新日本法規出版)の最新版の加除で書いた。

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