揮発性と不揮発性の両方の特性を有する次世代メモリが開発される
下記の記事が出ている。
Computer memory heralds green PCs
BBC: 25 January 2011
http://www.bbc.co.uk/news/technology-12265550
私は,更に次世代のメモリの基本コンセプトや更に次世代のコンピュータの基本コンセプトについて,だいぶ前から様々な企業等に対して提案をしてきたのだが,日本ではどの企業からも全く相手にされなかった。ほとんど理解できなかったようだ。加えて,意思決定が遅すぎる。経営陣の意思決定に求められる時間は,1時間~数時間程度と考えなければならない。そうでなければ熾烈な国際競争に勝つことなどできない。
私のアイデアは,日本の企業には相手されないことが圧倒的に多い。意見を聞いてもらえる場合でも,その製品化のための詳細なアイデアも付加して聴取しなければ意味がないのに,それを聞こうとしないで,自分達で理解可能な範囲内で矮小化して製品化を進めるものだから,失敗してしまうことが多々ある。需要ベースで考えることなく,供給ベースでのみ考えることによる愚劣さがそこにはある。「何かつくれば売れる」というタイプの発想しかもてないのであれば,生き残れる可能性などない。このことは出版社でも何でもそうだ。いま流行っていることしか理解できない。次の時代のことを考える想像力が決定的に欠けている。現在ある理論を延長しただけのことならどの企業でも考えつくことができる。それでは全く競争にならない。意思決定が早く,フットワークが軽く,開発資金が潤沢な企業に必ず負けてしまう。
仕方がないので,私は,(このブログを含め)様々なチャネルで私の意見をどんどんパブリックなものとしている。単なるアイデアだけでお金になるなどということは最初から考えていない。
いずれ海外のどこかの企業が私が提案してきた様々なアイデアに基づき,現実に製品化できるかどうかを研究し,その具体的な結果を世に送り出すことになるだろう。それが海外の企業であったとしても,私のアイデアをまともに受け止め,製品化するための研究を積み重ねる企業は生き残ることのできる企業だ。逆もまた真なり。
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