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2010年12月 2日 (木曜日)

WikiLeaksがAmazonのサーバから追放

下記の記事が出ている。

 WikiLeaks ousted from Amazon US
 Register: 1 December 2010
 http://www.theregister.co.uk/2010/12/01/wikileaks_disappers_from_amazon_us/

Amazonから追い出されることによって,問題のファイルはファイル共有サイトに放流されたらしい。これによって,米国政府の機密文書は永久に回収不能状態になってしまった。

[関連記事]

 Wikileaks pushed off Amazon, but files persist on file-sharing system
 Guardian 1 December 2010
 http://www.guardian.co.uk/world/blog/2010/dec/01/amazon-pushed-off-wikileaks


[追記:2010年12月5日]

関連記事を追加する。

 ネット資金経路も遮断 狭まる「ウィキリークス」包囲網 対抗の「仕掛け」も
 産経ニュース: 2010.12.5
 http://sankei.jp.msn.com/world/america/101205/amr1012051647005-n1.htm

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コメント

furunosさん

そういうことになるだろうと思います。

クラウドでは,ベンダが神様であり,利用者は奴隷なので,神様が怒れば殺されてしまいます。

ところが,データのバックアップがどこかにあり,それがファイルシェアリングサイトに放流されてしまうと,クラウドのベンダに対して連邦政府などが期待したのと全く逆の効果が発生してしまうところが興味深いです。

日本の尖閣ビデオ問題でも同じようなことが言えるかもしれません。詳細は避けます。

投稿: 夏井高人 | 2010年12月 2日 (木曜日) 14時54分

クラウドシステムのリスクが顕在化しましたね。これまでリスクに無頓着だった方にもリスクの存在を認識できる良い機会になったと思います。

投稿: furunos | 2010年12月 2日 (木曜日) 14時28分

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