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2010年12月 3日 (金曜日)

米国:FTCが,Web上の消費者の行動追跡について「do not call」と同様の「do not track」の手法を導入することにより,消費者のプライバシー保護を図ることを模索

下記の記事が出ている。

 F.T.C. Backs Plan to Honor Privacy of Online Users
 New York Times: December 1, 2010
 http://www.nytimes.com/2010/12/02/business/media/02privacy.html

遅すぎたとの感はある。

これまで長い道のりだった。

しかし,Web上の行動追跡やプロファイリング等がプライバシー侵害に該当するとの主張が広く承認されるようになるまでにはまだまだ遠くまで歩き続けなければならない。

なにしろ,世間には自分の金儲けのことしか考えることのできない者が山ほどいる。

[関連記事]

 Legislators Support Internet Privacy, but Question How to Do It
 New York Times: December 2, 2010
 http://www.nytimes.com/2010/12/03/technology/03privacy.html

 「追跡拒否」機能など提言、プライバシー保護で 米FTC
 AFP: 2010年12月02日
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2777538/6538350

**********

(余談)

何年かぶりで,世界規模でのプライバシーポリシーを構築するためのプロジェクトに参加することになりそうだ。

日本では私の見解が評価されることは少ないかもしれない。しかし,世界には私の意見に耳を傾けてくれる人もいるということだ。

ありがたいことだと思う。

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