« 消費者庁:第5回インターネット消費者取引研究会配布資料等 | トップページ | 堀部政男情報法研究会:共通番号制度と国民ID時代に向けたプライバシー・個人情報保護法制のあり方 »

2010年12月13日 (月曜日)

Amazonの欧州サイトがWikiLeaks支援ハッカーによる攻撃で一時的に陥落?

鉄壁と自賛していたAmazonの安全性も十分ではなかったようだ。下記の記事が出ている。

 Amazon hit by web service failure
 BBC: 13 December 2010
 http://www.bbc.co.uk/news/technology-11980125

一時的とはいえ,Amazonのサイトが外部からの攻撃により陥落したとすれば,そのことによる影響は極めて大きい。絶対安全なパブリッククラウドなどどこにも存在しないという当たり前のことが事実によって証明されたことになるからだ。

なお,Amazonは,外部からの攻撃によるものではなく,ハードウェア上の問題によるものだと説明しているらしい。

 Amazon says outage in Europe due to hardware failure, not hacking attack
 Guardian: 13 December 2010
 http://www.guardian.co.uk/technology/blog/2010/dec/13/amazon-failure-not-hacking-wikileaks

もしハードウェア上の問題であるとすれば,外部からの攻撃によるサービス停止よりも更に深刻な事態であると考えることもできる。

|

« 消費者庁:第5回インターネット消費者取引研究会配布資料等 | トップページ | 堀部政男情報法研究会:共通番号制度と国民ID時代に向けたプライバシー・個人情報保護法制のあり方 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 消費者庁:第5回インターネット消費者取引研究会配布資料等 | トップページ | 堀部政男情報法研究会:共通番号制度と国民ID時代に向けたプライバシー・個人情報保護法制のあり方 »