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2010年11月12日 (金曜日)

英国:「ロビンフッド空港が閉鎖された」とのジョークをTwitterでつぶやく行為が脅迫罪に該当するとして有罪の判決

有罪の判決に対する控訴が棄却されたらしい。罪としては,日本風に言えば,脅迫による業務妨害のような罪ということになるだろう。下記の記事が出ている。

 Twitter joke trial: Paul Chambers loses appeal against conviction
 Guardian: 11 November 2010
 http://www.guardian.co.uk/uk/2010/nov/11/twitter-joke-trial-appeal-verdict

冗談のつもりでも,人によって受け止め方が異なるし,社会に対する影響も異なる。簡易な情報デバイスは,そのギャップを意識させない作用があるから,今後も同種の問題が多発し続けることになるだろう。

本人の意図がどうであれ,有罪となるときは有罪となってしまう。

現代社会でも,やはり「沈黙は金」なのかもしれない。

[追記:2012年7月28日]

関連記事を追加する。控訴審で無罪となったようだ。

 Twitter joke trial: Paul Chambers wins high court appeal against conviction
 Guardian: 27 July, 2012
 http://www.guardian.co.uk/law/2012/jul/27/twitter-joke-trial-high-court

[追記:2010年11月13日]

関連記事を追加する。

 Twitter anger over bomb tweeter
 BBC: 12 November 2010
 http://www.bbc.co.uk/news/technology-11742182

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