サイバー戦ではノートPCが核ミサイルに匹敵する力をもつ
下記の記事が出ている。
In the cyber war a networked laptop has the power of a missile
Microscope: November 11, 2010
http://www.microscope.co.uk/news/in-the-cyber-war-a-networked-laptop-has-the-power-of-a-missile/
私見によれば,非常に甘いと思う。
スマートフォンが既に核ミサイルをはるかに超えるサイバー戦上の破壊能力をもってしまっているからだ。とりわけ,スマートフォン用のOSの中にはbotネットに汚染されやすいのがあり,広域大量破壊兵器としての役割を担うことになるだろう。
サイバー戦による攻撃を少しでも緩和する方法はある。
それは,政府システムや重要インフラなどのための情報システムをインターネットから隔絶されたところに置くことだ。リモートの攻撃さえ避けることができれば,攻撃の中の半分くらいを防げたことになる。
ただし,インターネットと非接続のネットワークシステムでも,既にスパイによって何らかの工作がなされている可能性があるので,日常的な点検が欠かせない。
とはいえ,組織のトップが外患罪を構成するような行動を是とする信念の持ち主である場合,どうにもならない面はある。日本国民は座して滅亡を待つのみ。
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