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2010年10月 9日 (土曜日)

韓国:インターネットポータルへのアクセスでの本人確認を強化したら個人情報の漏洩が増大?

下記の記事が出ている。

 韓国インターネット実名制が個人情報流出の主犯?
 Internet Watch: 2010/10/07
 http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/security/20101007_398483.html

基本的なメカニズムは簡単だ。

圧倒的多数の普通のユーザは悪をなさない。一方的に被害者となる可能性が増大するだけだ。

他方で,悪をなす者は,本人確認が強化されても巧みにそれを逃れるからやはり検挙・摘発できない。手口としては,普通の不正アクセスが一般的だろう。そのために,他人のIDや身分証明書情報の売り買いなどが常態化しているかもしれない。おそらく,そうだろう。

もし日本で韓国と同様の本人確認強化が実施され,そのために住民基本台帳データ等が用いられるとしたら,そもそも住民基本台帳データは公開されているので,簡単に成りすましができてしまい,韓国と同じ状況が発生してしまうことは確実だ。

その結果,「住民基本台帳データを誰も信用してはならない」といったような事態が発生することもまたほぼ確実と言える。

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