レアアースを使わない電磁石を使ったモーターの開発
下記の記事が出ている。
「レアアース不要」の自動車モーターを開発、NEDOと北大
AFP: 2010年10月01日
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2762957/6272878
科学の世界では,まだまだわからないことのほうが多いはずなのだけれど,教科書を読んでわかったつもりになって満足してしまい,単純再生産だけしていると結局すぐに陳腐化し奴隷化してしまうことになる。
科学は,理論が実験に先行するのではなく,実験結果に対する説明の一つとして理論があるのに過ぎないから,理論があってもなくても試行錯誤を重ねることが大事だ。そして,現場の素朴な疑問や発想の中には,実はとても大事なものが含まれている。理論それ自体の中からは何も新しいものは生まれない。
「理論」とは,ある観察結果に対する主観的評価を符号として表現したものに過ぎず,それ以上でもそれ以下でもない。そして,その観察の対象となっている事象は,その理論において存在すると仮定されている仮説の一部に過ぎないのだから,それが存在するかどうかについては最初から何の保証もない。
日本にある資源で生産できる「何か」をどんどん研究・開発すべきだろう。
日本企業がんばれ!
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