« 東京メトロの従業員として改札業務を担当していた32歳の男が,拾得した他人のパスモと乗客の自動チャージ機能付パスモとすり替えた上で物品の購入などに用いて不正利用 | トップページ | EU:大規模なサイバー攻撃に対する防衛策を促進 »

2010年10月 1日 (金曜日)

バイオス(Bios)の将来

下記の記事が出ている。

 Change to 'Bios' will make for PCs that boot in seconds
 BBC: 1 October 2010
 http://www.bbc.co.uk/news/technology-11430069

2~3年くらいの間に,PCの世界では劇的な変化が起きることになるだろう。

前にも書いたことだが,PCという概念それ自体がなくなってしまう可能性が高い。

|

« 東京メトロの従業員として改札業務を担当していた32歳の男が,拾得した他人のパスモと乗客の自動チャージ機能付パスモとすり替えた上で物品の購入などに用いて不正利用 | トップページ | EU:大規模なサイバー攻撃に対する防衛策を促進 »

コメント

furunosさん

コメントありがとうございます。

従来の物理的アーキテクチャを前提にする限り,furunosさんのご意見は正しいと思います。

私が考えているのは,その先のことです。

おそらく,Biosを廃止することは,次の世代の異なるアーキテクチャに移行するために不可欠の布石のようなものだと理解しています。

2年後くらいには明らかになるでしょう。

投稿: 夏井高人 | 2010年10月 2日 (土曜日) 07時29分

BIOSからEFIへの切替は、単にPCハードウェアを起動するファームウェアが異なるだけで、劇的というほどの変化はないと思います。

例えば、Appleはintel CPUを採用した2006年から、MacにEFIを採用しています。が、PCとMacがハードウェア的に劇的な差があるかというとそんなことはありません。

もともと、EFIというのは、intelがItaniumという新しい系統のCPUのリリースに合わせて開発したものです。2001年に登場しています。

intelとしてはBIOSからEFIへ切り替えたがっていましたが、互換性の問題があったため、ハードウェアメーカがPCに採用することはありませんでした。
ところが、ここにきて2TBを超えるHDDなど、従来のBIOSで対応できないハードウェアが発売され始めるなど、過去のハードウェアとの互換性にこだわっていては新しいハードウェアを利用できなくなるという状況が発生し、BIOSからEFIへ切り替える動きがでてきました。

したがって、BIOSからEFIへ切り替わることでPCの世界が劇的に変わるとは私は思っていません。

投稿: furunos | 2010年10月 2日 (土曜日) 00時26分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 東京メトロの従業員として改札業務を担当していた32歳の男が,拾得した他人のパスモと乗客の自動チャージ機能付パスモとすり替えた上で物品の購入などに用いて不正利用 | トップページ | EU:大規模なサイバー攻撃に対する防衛策を促進 »