« スマートGRIDから得られる個人データは誰が管理することになるのか? | トップページ | 特許庁:第31回APEC知的財産権専門家会合及びAPEC知的財産権シンポジウムの開催結果について »

2010年9月27日 (月曜日)

国勢調査は全く国勢調査になっていない

国勢調査の用紙が来たのでながめてみた。

住民票を転写すれば済むことばかりなので,そもそも意味がない。

しかも,本人が本当に生存しているかどうか,その場所に居住しているかどうかの調査には全くなっていない。受領者が本人であるかどうかについては,調査しようがないし,誰かが記入して提出すればそれで済むものだからだ。これでは死者も亡霊のように生存し続けることになる。おそらく,どんなに少なくとも100万人以上は幽霊が存在しているだろうと思う。

つまり,国勢調査は,全く信頼性のないシステムであるということができるし,その統計結果についてもまた信頼度がゼロのものとして扱わなければならない。

したがって,国勢調査の結果に基づいて策定される政策も全て完全に砂上楼閣ということになる。

時間と金の無駄遣いにしかなっていない。

ちなみに,「私は私だ」ということを自分自身で証明することほど難しいことはない。

|

« スマートGRIDから得られる個人データは誰が管理することになるのか? | トップページ | 特許庁:第31回APEC知的財産権専門家会合及びAPEC知的財産権シンポジウムの開催結果について »

コメント

丸山さん

コメントありがとうございます。

電子投票や電子世論調査等でも(それがリモートでWeb経由で実行可能だとすれば)同じことが言えますね。

いつも引用される有名なジョークですが,端末のキーボードを叩いているのは犬かもしれないわけですから(笑)。

投稿: 夏井高人 | 2010年9月28日 (火曜日) 05時51分

丸山です。私はすでにインターネットでしたのですが、インターネットの質問を見ながら私もまったく同じことを思いました!!!

投稿: 丸山満彦 | 2010年9月28日 (火曜日) 00時53分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« スマートGRIDから得られる個人データは誰が管理することになるのか? | トップページ | 特許庁:第31回APEC知的財産権専門家会合及びAPEC知的財産権シンポジウムの開催結果について »