人工皮膚
ロボットの指などの部品として使える人工的な皮膚が開発されたようだ(←人間の皮膚細胞組織を培養して人工的に生成される皮膚のことではない。)。下記の記事が出ている。
Artificial "skin" materials can sense pressure
REUTERS: Sep 12, 2010
http://www.reuters.com/article/idUSTRE68B1PG20100912
この人工皮膚は,無機物でつくられるナノレベルの微細な繊維によって構成されているものだというから,おそらく,皮膚以外の組織の機能をもつ製造物についても応用可能な技術をベースとするものだろうと推測できる。
この人工皮膚でロボットの指などを被覆することにより,よりデリケートな作業をこなせるようになるようだし,その他の工業製品の被覆としての利用も考えられているようだ。
より人間に近い繊細な作業を実行できるロボットが登場することにより,人間の仕事がますますもって減ることになるだろう。基本的に単純労働というものがなくなってしまうので,巷には失業者があふれる。
人間のかわりにロボットが仕事をするようになると,人事関係,経理関係,福利厚生関係の部署等の大半がいらなくなってしまう。おそらく,間接部門の90パーセント以上に相当する職業が全く不要となってしまうことだろう。また,人間にとって必要なスペースの大半が不要になってしまう結果,ビル業も急激に衰退する。労働者の賃金をあてにしている金融業等のほぼ全部が壊滅的に消滅する。もちろん税収もなくなるから政府組織も維持できない。とにかく,職業をもっている者を見つけることが極めて困難な状態になる。
最もあり得る未来としては,『北斗の拳』のような世界かもしれない。そこでは暴力が支配する。
この問題は,手塚治虫の漫画によって繰り返し提起されていた問題の一つなのだが,いよいよ現実のものとなってきたようだ。
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