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2010年9月25日 (土曜日)

理不尽

世間には理不尽なことがあふれている。

世界もまた世間の一部なので理不尽なことがいっぱいある。

今回の件で最も正しく理解すべきことは,「希土類さえ握っていれば世界のいかなる国でさえ従わせることができる」という確たる自信をもたせてしまったことだ。事実そうなってしまった。何とも情けないことだが,希土類の輸出をとめられてしまうと,日本はたちまち窒息してしまう。

もともと周囲の人々を蛮族としてさげすみ(日本は東夷),自分達だけがまともな文明人であると認識・自負してきた人々だ。自国のみが国家であり,それ以外は独立国として認めない。だから,彼らにとっては,どの国との間でも最初から対等外交なるものは存在せず,朝貢しかあり得ない。そこでは,西欧では常識と思われている国際法が適用されない。資本主義を否定している共産主義国家なので,ブルジョア革命によって成立した基本的人権の保障という法的システムももちろん否定される。お互いの意識には,完全な断絶がある。そのように理解すれば,これまで不可解だと思われてきたことのすべてを極めて明瞭に理解することができるだろう。

彼らが怒っているのは,まともな国際法上の見解の対立があるからではない。そうではなく,「服従すべき者が主人に対して歯向かったからだ」ということを明確に認識しなければならない。

この文脈では,東夷として卑しめられてきた日本だけではなく,南蛮人または紅毛人として蔑まれてきた西欧諸国もまた,日本と全く同じ立場にあるということになる。米国や欧州の人々は,一日でも早く,目を覚まし,この根本的な相違点を理解してもらいたいものだと思う。

さて,資本主義諸国がとるべき今後の方策としては,1日でも早く,シリコンベースから非シリコンベースへと文明の転換をはかることだと思う。

これによって世界のバランスが根本的なところで大きく変化する。

[関連記事]

 中国の環境車市場計画、進出外国メーカーに脅威
 AFP: 2010年09月17日
 http://www.afpbb.com/article/economy/2756878/6193148

電気自動車の生産には大量の希土類を要する。この問題を乗り切るには,地球温暖化ビジネスを見捨て,希土類を必要としないレガシーな機械式の自動車生産だけに戻るべきだろう。それによって西欧諸国の中国に対する原料依存度が著しく低下する。なお,地球温暖化CO2原因説がインチキであることは既に周知のとおりであるので,CO2削減を是とする従前の政策を廃止しても全く差支えがない。

[追記:2010年9月25日22:10]

関連記事を追加する。

 【中国人船長釈放】韓国、日本を“反面教師”に 「力なき正義、国家間に通用せず」
 産経ニュース: 2010.9.25
 http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100925/kor1009252113003-n1.htm

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