南太平洋諸国:インターネットガバナンスをめぐる国際会議で議論が紛糾
下記の記事が出ている。
Internet governance issues arise in Pacific
ABC: September 6, 2010
http://www.radioaustralia.net.au/pacbeat/stories/201009/s3003339.htm
トンガやフィジーといった南太平洋諸国にインターネットが普及する以前の時代と現時点とでは,インターネットの統治の重要性に関する各国の認識・理解が相当違ってきているのではないかと思う。
どんなに小さな国でも独立国であり,それぞれの国家主権がある。
ところで,これらの国々でインターネットを利用するためには,当然のことながら,何らかの通信回線が物理的に存在している必要がある。調べたことがないのでよくわからないのだが,おそらく海底ケーブルと衛星通信を併用しているものと推定される(←間違っているかもしれない。)。そして,それらのインフラの敷設については,オーストラリアやニュージーランドといった国々が技術面・資金面で大きく寄与しているのではないかと推測されるのだが,このことがインターネットの統治に関してそれぞれの国の認識や心理などに微妙な影響を与えている可能があるのではないかとの仮説は一応成立可能ではないかと思う。
忙しくて調べている余裕がないので,どなたかに調査・研究していただけるとありがたい。
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