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2010年9月18日 (土曜日)

NHKの報道は非論理的だった

さきほど朝食をとりながらNHKの朝のニュース番組を視ていた。

民主党の党首選挙及び内閣改造の話題の中で小沢氏のインタビューが流れた。念のために言っておくと,私は小沢氏の支持者ではない。

このインタビューでは小沢氏が「一平卒として・・・」と述べている録画が流された後,アナウンサーが「このように語りましたが・・・代表代行就任は辞退しました」との趣旨のことを述べていた。

一兵卒である以上,代表代行になるわけにはいかないのは当然のことで,小沢氏の言動は一貫していると考える。

にもかかわらず,「このように語りましたが・・・」という表現は明らかに非論理的だ。この「ましたが・・・」という部分が批判的な色彩を濃厚に漂わせるものであることは誰の目にも明らかだろう。

正確には,「一兵卒として・・・と語り,代表代行就任を辞退して言行一致を貫きました」と報道するのが正しい。

視聴者から強制的に料金を徴収している放送局がこのようなことでは困る。

誤解のないように重ねて言うが,私は特定の政治家を支持しているわけではない。立場としては中立であり,政治の世界からはできるだけ遠ざかるようなポジションを維持してきた。だからこそ,どの政党のどの党派に属しているかということとは無関係に,不公平な報道や不公正な報道に対してはとりわけ敏感になってしまうのだ。

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